くろのアトリエ

絵に人生を捧げるオタクのブログ

没入できるような世界観のイラストを描く方法

没入できるような世界観のイラストを描く方法

 

ファンタジーの背景イラストがすごく好きでよく観てるんですけど、たまに無性に絵の世界に飛び込んでしまいたくなるような作品に出合うことがあるんです

 

そんな人を惹きつけるような世界観ってどうやって描けばいいんだろうって思って、いろいろ考えてみて、ひとつ結論が出たんでまとめてみたいと思います

 

人を惹きつける世界観に必要なもの、最初に結論を言っておくと、音が想像できるオブジェクトを配置することです

 

 

 

 

 

 

人を引き込むために必要なのは画力だけではない

 

最初に思ったのは、上手けりゃ人を惹きつけられるんじゃね?

 

ってことなんですけど、どうも違うみたい

 

めちゃくちゃ上手い作品は、それはそれで観ていて楽しいんですけど

 

美しいなって思うのと、この世界行ってみたいと思う感覚は違うんですよね

 

逆にそんなに上手じゃなくても、すごく引き付けられるようなイラストもたくさんあるわけで

 

じゃあ何が大事なんだろうって考えたときに、引き込まれる作品には共通の特徴があったんです

 

 

 

 

 

イラストからその世界の音が想像できる

 

イラストって、ある場面の切り抜きなんです

 

表現できるのは、ある一瞬の視覚情報のみ

 

引き込まれるようなイラストって、その少ない情報でいろんなことが想像できるんです

 

 

 

例えばメカチックな世界観で、いろんな場所に機械が存在しているイラストだと

 

機械の奏でる、キーンという金属のこすれる音や、蒸気が噴き出す音が鮮明の想像できるような

 

 

 

冒険者がいるような世界観で、ある街並みが描かれているイラストだと

 

街の一角にある居酒屋から漏れ出る、冒険者たちの活気ある声が聞こえてくるような

 

 

 

自然豊かなイラストでは、動物を描き加えれば彼らの息遣いや鳴き声が、風に揺さぶられる草花を描き加えれば、風の唸り声が聞こえてくるような

 

 

 

ある一瞬を切り抜いたイラスト

 

それらを見ただけで、その世界の他の景色だけではなく、音までもが想像できてしまう

 

引き込まれるイラストは、一貫してそんなものばかりでした

 

絵にストーリーを持たせる方法を以前お話ししましたが、加えて音までも想像できるオブジェクトを配置する、もしくはそういったシチュエーションを描くことで、より魅力的な世界を描けるのではないかと

 

イラストにストーリー性を持たせる方法 - くろのアトリエ

 

音は一瞬だけで成立するものではなく、ある一定時間は続いていく

 

音が想像できるだけで、その世界の物語はその一瞬で完結しているのではなく、紡がれ続けているのだと

 

確かにその世界は生きているのだと

 

そう感じることができるんです

 

世界観を表現するのに、ある一瞬の切り抜きである一枚のイラストでは、とてもじゃないけど情報が足りません

 

ただ、そこに見えているもので、観た人にどんな風景や音を想像させるのか

 

そして想像を膨らませた結果、ああ、この世界は生きているんだなって感じさせるのか

 

直接的な情報だけではなく、間接的な情報を盛りだくさんで伝えてくれる

 

そんなイラストが、こんな世界に行ってみたいと観てくれた人に思ってもらえるイラストなんじゃないかなと思いました

 

 

ということで、没入できるような世界観のあるイラストって、どうやったら表現できるんだろうっていうお話でした

 

結論は、その世界の音まで想像できるような、そんな情報を加えてあげればいいんじゃないってことで

 

ふわっとした結論ですが、何か参考になれば

 

おしまい

 

 

 

 

今まで描いたイラストを、フリー素材として公開してます

僕が好き勝手描いたものなので、応用性はほぼゼロですが、興味ある方はご自由にお使いください

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