くろのアトリエ

絵に人生を捧げるオタクのブログ

描きこみがイラストの全てではないという話

描きこみがイラストの全てではないという話


パッと見はとても情報量が多くてがっつり描きこまれているイラスト

 

ただ、よくよく拡大してみてみると、意外と書き込みは少なくて何となくシルエットを描いているだけだった

 

みたいな

 

そんな作品が結構あるんですよね

 

 

上手なイラストと聞くと、めちゃくちゃ正確に細かいところまで描きこまれた作品を想像しがちですが、トップクリエイターの方の作品を観てみると、案外そうでもないことが多い

 

むしろ、少ない情報量で相手にしっかりと伝えたいことを伝える

 

上手い作品であればあるほど、そんなイラストが多い気がします

 

 

 

そこでふと思ったんですけど、イラストは情報量を詰めれるだけ詰めればいいってもんじゃないんじゃないかなって

 

むしろ、あえて情報量を減らすことが、イラストの魅力を高めるんじゃないかなって

 

 

 

情報量を減らす

 

この言葉だけ聞くと、なんか手抜きしてるっぽく聞こえるんだけど、そうでもない

 

むしろ、描きこむよりもめちゃくちゃ難しいんですよね

 

ぶっちゃけ描きこむだけだったら、資料見ればいくらでもできるわけで

 

リアルに伝えよう、正確に伝えようと思えば、情報量を増やしたくなるのが自然だと思うんです

 

そこであえて情報量を減らした方がよい理由ってなんだろう

 

 

 

情報量を減らすメリット

 

これは僕が勝手に思ってることなんですけど、情報量を減らすことによってイラストに幅を出すことが出来るんじゃないかなって思うんです

 

情報量を詰め込むと、確かに正確な絵にはなるんですけど、それ以外に受け取り用がなくなるというか、観ている側が一つの受け取り方しかできなくなるんじゃないかなって

 

そこで、あえて情報量を減らすことで、遊びができると思うんですよね

 

何となくそれっぽく見えるってことは、観ている人が100パーセント同じ感想を抱くということはなくて、観た人によって感じることが違うんじゃないかなって

 

 

 

もう一つのメリットとしては、単純に描き手の労力を減らすことができること

 

これは、イラストを描く身としてはちょっとうれしいですよね

 

自分は楽出来て、空いても遊びができて楽しんでもらえる

 

情報量を減らすと、下手すると自分の伝えたいことが上手く伝わらない可能性もあるわけで、めちゃくちゃ技術と勇気が求められる難しいことだと思うんです

 

ただ、そこから得られるメリットも大きいですよね

 

 

よー清水さんという方が書かれている技法書で、認識描きという方法が紹介されています


「ファンタジー背景」描き方教室 Photoshopで描く! 心を揺さぶる風景の秘訣 (Entertainment&IDEA)

 

これがまさしく、それっぽく相手に見せるための描き方なんですよね

 

情報を削りつつ、相手に伝えたいことを伝える

 

マスターすることができれば、自分のイラストを描く力がグッと上がるはずです

 

 

 

今までは、イラストに情報を詰め込むことばかり意識してきましたが、これからはあえて情報量を減らすことも練習していきたいと思います

 

 

ってことで、今回は描きこむことがイラストの全てではなくて、情報量をあえて減らすことでイラストの魅力を高めることが出来るんじゃないかっていう話でした

 

おしまい

 

 

 

 

 

今まで描いたイラストを、フリー素材として公開してます

僕が好き勝手描いたものなので、応用性はほぼゼロですが、興味ある方はご自由にお使いください

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