「ファンタジーの世界観を描く」という本が個人的にとても面白かったので、良かったところをまとめます
この本はプロのコンセプトアーティストの方が、実際の仕事の内容を想定しながら作品を作る過程をまとめているものです
- 現場での作業工程
- コンセプトアート描くときの考え方
このあたりに興味がある人にはぴったりの本です
ではさっそく、おすすめポイントてきなことをまとめていきます
現場での作業工程がわかる
実際のお仕事を想定しながら、プロの方がどんな工程で作業するのかがまとめてあります
まずどんな話し合いがあるのか、というところから作品を描き終えるまで、なぜこの工程があるのかというところまで含めて解説されています
こんな感じでお仕事を進めるということが、なんとなく体験できるのでとても参考になる1冊です
何を考えながらコンセプトアートを描いているかがまとめてある
その作品がコンセプトアートとして成立するために、何を考える必要があるのかが丁寧に解説されています
- 構図
- シルエット
- 色
などなど、なぜこうしたのか、ということにフォーカスを当てて解説しているので、とても参考になります
プロの方が使っている技法もまとめられている
仮定された仕事ですが、実際にそれをもとにプロの方がコンセプトアートを描いていく工程が画像付きで載っています
描く手順だったり、ちょっとしたコツなども紹介されているし、この技術を使う理由なんかもまとめられているので、自分の中に落とし込みやすい解説になっています
ってな感じで、「ファンタジーの世界観を描く」のよかったところをまとめてみました
コンセプトアートの描き方よりは、コンセプトアートの考え方や現場のことがメインとなっている本です
また実際にコンセプトアーティストとして活躍されている方の生の声も聴けるので、現場の雰囲気とかもつかみやすいと思います
仕事の進め方やコンセプトアートの考え方に興味のある人はぜひ読んでみてください
ファンタジーの世界観を描く コンセプトアーティストが創るゲームの舞台、その発想と技法
おしまい
今まで描いたイラストを、フリー素材として公開してます
僕が好き勝手描いたものなので、応用性はほぼゼロですが、興味ある方はご自由にお使いください
お仕事も受け付けております
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